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Page 1: SA1D - IDEC Corporation

SA1D 形アナログ距離センサ

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1599 ア注仕

種類[形番・標準価格] 販売単位:1個形番(ご注文形番) 出力 検出範囲 標準価格(税別・円)SA1D-LK4 NPNオープンコレクタ出力 200~

500mm36,100

SA1D-LL4 PNPオープンコレクタ出力 36,100

● アクセサリ(別売) 販売単位:1個品名・外観 形番(ご注文形番) 標準価格(税別・円)

ボリューム調整用ドライバ SA9Z-AD02 150

仕様● 一般仕様 電源電圧 DC12~24V±10%、許容リップル率P-P10%以下消費電流 100mA以下耐電圧 コンデンサアース方式につき除外絶縁抵抗 コンデンサアース方式につき除外使用周囲温度 0~55℃(ただし、氷結しないこと)使用周囲湿度 35~85% RH(ただし、結露しないこと)保存周囲温度 -20~+70℃(ただし、氷結しないこと)

耐振動 耐久:10~55Hz、片振幅:0.75mmX・Y・Z各方向2時間(非通電時)

耐衝撃 耐久:500m/s2 X・Y・Z各方向5回使用周囲照度 太陽光:10000ℓx 白熱ランプ:3000ℓx(受光面照度)

ケース材質 本体:亜鉛ダイカスト前面フィルタ、レンズ:アクリル

保護構造 IP65(IEC60529)ケーブル 0.2mm25芯内1芯シールド線、キャブタイヤケーブル2m質量(約) 350g

● 性能仕様 形番 SA1D-LK4 SA1D-LL4

制御出力

アナログ電流出力 4~20mA 5Vmax.(距離500~200mm)

比較出力(OUT)

NPNオープンコレクタ出力 DC30V・100mAmax.(電圧降下1V以下)

PNPオープンコレクタ出力DC30V・100mA max.(電圧降下2V以下)

警報出力(ALARM)

NPNオープンコレクタ出力 DC30V・100mAmax.(電圧降下1V以下)

比較動作出力 検出物体が上限・下限設定範囲内で出力オン

動作表示

アナログ出力表示(MON)

赤色LED10点ドット表示のレベルメータ

比較出力範囲モニタ(NS or FS)

設定時、上限・下限範囲のモニタレベルメータにて

比較出力表示(OUT) 出力オン時点灯

電源表示(POWER) 電源オン時点灯

警報出力表示(ALARM) 光量過剰および不足の場合点灯

応答時間 FAST(高速応答モード)5ms以下SLOW(低速応答モード)50ms以下

検出物体 不透明体検出距離 200~500mm(標準検出物体:白画用紙75×75mm)

比較出力設定 FAR・NEAR設定14回転ボリューム(上限・下限範囲独立設定)

応差(ヒステリシス) 10%以下繰返し精度 FAST:4%以下、SLOW:2%以下投光素子 赤外LED(変調方式)受光素子 PSD(Position Sensitive Device)

限定幅・連続量などの広範囲の検出用途に。多目的アナログ距離センサ。● 距離検出方式で、色・材質・形状に関係なく、物体の位置、有無検出が可能。

● 検出距離は200mm~500mmと広範囲。● 比較出力(オン、オフ)とアナログ出力装備で、連続量の制御や多点出力制御が可能。

● 検出範囲の最小(下限)、最大(上限)設定が任意に行え、限定範囲の検出用途への応用が可能。

● 検出位置と設定位置をLED10点のドット表示によるレベルメータで動作確認や設定が容易。

● 警報出力装備で、センサヘッド面の汚れや、反射光量不足および 過剰による検出不能状態の異常を警報。

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SA1D 形 アナログ距離センサ

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フラッシュシルエット

スイッチ・表示灯(丸穴)

汎用コントロールボックス

スイッチ・表示灯(角穴)

非常停止用スイッチ

LED照明ユニット

ディスプレイユニット

デジタリスイッチ

接続機器

省配線機器

リレー・タイマソケット

サーキットプロテクタ

電源機器

PLC・スマートリレー

プログラマブル表示器

センサ

耐環境仕様品

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2-M4タップ(貫通)投光中心68

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212-M4タップ(貫通)投光中心

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2-M4タップ(貫通)投光中心68

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2-M4タップ(貫通)投光中心68

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特性図(代表例)● 検出領域特性(水平方向)

● 投光ビームスポット径

● 材質別検出距離特性

● アナログ出力距離特性

出力回路・接続例● SA1D-LK4(NPN出力タイプ)

● SA1D-LL4(PNP出力タイプ)

外形寸法図 (単位:mm)

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SA1D 形 アナログ距離センサ 使用上のご注意

設置について● 使用周囲温度は、0~55℃の範囲(ただし、氷結しないこと)でご使用ください。

● 電源電圧はDC12~24Vの範囲内でご使用ください。● センサの取付角度は、下図のようにセンサ前面の光学部と検出体とができるだけ水平になるように取り付けてください。

● 検出方向によっては誤差が生じますが、下図のように設置すれば誤差は少なくなります。誤差を確実になくすためには同期センサを用いて、検出物体に投光スポットが完全にあたった状態で出力を取り込んでください。

● 密着取付けでご使用になる場合には、センサ同志で相互干渉の起きない領域まで離してください。

● 蛍光灯の種類・場所によっては悪影響をおよぼす場合がありますので、蛍光灯の光がセンサの受光部に直接入光しないようにしてください。

● 強い外乱光や強電磁界内でのご使用は避けてください。● 蒸気、ホコリの多い場所や腐食性ガス・有機溶剤雰囲気中などでのご使用は避けてください。

● センサ前面の光学部に水・油滴が直接付着しますと誤差の原因となりますのでご注意ください。

● 防滴形となっておりますが、水中、降雨時、屋外での使用が可能ということではありませんのでご注意ください。

配線について● 誤配線は内部回路の破損の原因になりますので、接続例を参考にして正しく配線してください。

● ケーブルを延長する場合、アナログ出力部で同等以上のケーブルを使用して10m以内で行ってください。その他は芯線 0.3mm2以上を使用して50m以内で行ってください。

● 高圧線や動力線との同一配管やダクトによる平行配線は、誘導ノイズの影響により誤動作や破壊の原因となりますので避けてください。

● 配線が長い場合や動力線・電磁機器などの影響の恐れがある場合には、単独は配管を原則としてください。

その他のご注意● 電源投入時の過渡的状態を避けるために出力をオフ状態(100ms)にする回路を内蔵していますので、電源投入時の動作についてはご注意ください。

● 耐電圧試験、絶縁抵抗試験は、本体がコンデンサアース方式のため、センサを破壊する場合がありますので行わないでください。

● 電源は絶縁トランスを用いた直流電源を使用し、オートトランス(単巻変電圧)を用いた直流電流は使用しないでください。

スイッチングパワーサプライをご使用の場合は、必ずFG(フレームグランド)端子を接地してください。● センサ前面の光学部が汚れた場合には、柔らかい布にアルコールを含ませて、ていねいに拭き取ってください。シンナーなどの有機溶剤は使用しないでください。

● 振動・衝撃が定格の範囲を越えないようにご注意ください。● 鏡面体・無反射物体・透明物体・液体では、安定した検出が不可能な場合がありますのでご注意ください。

応答時間の設定について 応答時間の切換スイッチにて“SLOW”あるいは“FAST”を選択します。応答時間は、FASTモード(5ms)の応答が必要ない場合は、繰返精度およびアナログ出力がより安定しますのでSLOW(50ms)モードでのご使用をおすすめします。

使用上のご注意

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フラッシュシルエット

スイッチ・表示灯(丸穴)

汎用コントロールボックス

スイッチ・表示灯(角穴)

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SA1D 形 アナログ距離センサ 使用上のご注意

検出範囲の設定方法上下限の検出範囲の設定は下記の方法により任意に設定することができます。また、比較出力は上下限の検出範囲内に検出物体がある場合にオンになります。● 下限検出範囲の設定①モニタモード切換スイッチを“NS”側に切り換えて、NS設定モニタモードにします。

②レベルメータが現在の下限検出位置をLEDにてドット表示しますので、下限検出位置に検出物体を置きます。(モニタモードに切り換えることにより、現在設定しようとしている位置を確認できます。)

③モニタモードにて確認した位置に合わせるように比較出力表示灯(OUT)が消灯している場合には、NS設定ボリュームを比較出力表示灯が点灯するまでN方向に回転させます。レベルメータのドット表示は、NS設定ボリュームの回転方向に応じて図のように移動します。

● 上限検出範囲の設定①モニタモード切換スイッチを“FS”側に切り換えて、FS設定モニタモードにします。

②レベルメータが現在の上限検出位置をLEDにてドット表示しますので、上限検出位置に検出物体を置きます。(モニタモードに切り換えることにより、現在設定しようとしている位置を確認できます。)

③下限検出範囲の設定と同じ要領で、FS設定ボリュームにて設定します。

注) 上限・下限の設定が逆転するような設定の場合には、比較出力はオンしませんので、設定をご確認ください。

出力信号について● 比較出力上下限設定範囲内に検出物体がある場合、比較出力表示灯(OUT)が点灯し、比較出力がオンします。● 警報出力検出物体の光反射率および距離により光量が不足あるいは過剰で、検出が不安定になった場合、警報出力表示灯が点灯し、警報出力がオンします。この時、比較出力はオフとなり、アナログ出力は、光量不足の時のみ4mA以下の値をホールドします。

● アナログ出力

①距離特性 アナログ出力と距離の関係はリニアになっておりませんので、設定の際はアナログ出力と検出物体との距離関係をご確認ください。

②電圧出力への変換 アナログ出力は4~20mAの電流出力となっておりますが、付属の抵抗(249Ω)を図のように接続することにより、1~5Vの電圧出力に変換することができます。また、付属の抵抗以外のものをご使用される場合には、抵抗値が250Ω以内のものをご使用ください。

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使用上のご注意

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