『伊勢物語』版本にみる挿絵 - 筑波大学...享保14 1729 絵入伊勢物語 (東京大学総合図書館蔵) 九丁見開き左挿絵 右は芥川を描く 「なりひら
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絵を自在に操る
◼ 発表資料の場合、たいていは絵を貼り付けて終わり◼ でも少しは絵をいじりたいときもあります
◼ PowerPointを「お絵かきツール」として使うことも可能◼ 「すぐ使えるソフト」の中ではかなり強力
◼ 自在に絵を操るためのテクニックを紹介します◼ 「知識をつけて楽をする」のがパソコンを使いこなすポイント
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投網方式
◼ 何も無いところからマウスでドラッグする◼ ドラッグした範囲に枠ができる
◼ 枠の中にあるオブジェクトが全て選択される◼ 完全に枠に含まれるオブジェクトだけが選択される◼ 一部でもはみ出ているものは除かれる
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投網方式のメリット
◼ 複数のオブジェクトを一度に選択できる◼ 数が多いときには圧倒的に早い
◼ 完全に後ろに隠れているオブジェクトも選択できる◼ 後で説明します
◼ 一本釣り方式では絶対無理
◼ 投網方式は覚えておきましょう◼ 「一人前」になるために
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オブジェクトの選択とShiftキー
◼ あるオブジェクトを選択すると他のオブジェクトの選択はすべて解除される
◼ Shiftキーを押している間は解除されない
◼ 次々に選択対象を追加できる
◼ 一本釣り,投網のどちらでも有効
◼ 既に選択したものを再度選択すると解除される
◼ 間違って選択した時にキャンセルできる
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隠れたオブジェクトを前に出す
◼ 完全に後ろに隠れてしまったオブジェクトを前に出すことができます
◼ 投網方式で目的のオブジェクトだけを選択◼ 枠線が表示される
◼ 表示された枠線の上で右クリック◼ メニューから「最前面へ移動」を選択
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演習
◼ 8ページを開く
◼ 長方形の中に「長方形」と文字を入れる◼ 右クリックして「テキストの編集」
◼ 文字の色を黒にする
◼ りんごをひっくり返す
◼ 左右反転している缶を元に戻す
◼ 立方体を右のように変形する
◼ ハートの後ろに隠れているものを前に出す◼ ハートは動かさないこと
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なぜこんなものがあるのか?
◼ オブジェクトをスライドのちょうど真ん中に置きたい場合
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「スライドに合わせて配置」をチェックして「中央揃え」を行う
ただし実際に使うことはまずありません
複数のオブジェクトを整列する場合は必ず「選択したオブジェクトを揃える」にしておきましょう
分岐点
◼ グラデーションの中継ポイント
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線形の場合
分岐点1(0%:赤)
分岐点2(50%:黄)
分岐点3(100%:緑)
各分岐点の場所(開始点からの位置)と色を指定次の分岐点の色まで滑らかに変化
分岐点の編集
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分岐点を動かす
分岐点1(0%:赤)
分岐点2(70%:黄)
分岐点3(100%:緑)
分岐点を増やす
分岐点1(0%:赤)
分岐点3(70%:黄)
分岐点4(100%:緑)
分岐点2(40%:青)
テクスチャに使う画像の選択
◼ ファイル
◼ 貼り付ける画像ファイルを選択
◼ クリップボード
◼ 直前に「コピー」したものを貼り付ける
◼ 図形
◼ クリップアート
◼ 画像
◼ クリップアート
◼ 貼り付けるクリップアートを選択
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オブジェクトを思い通りに操作する
◼ 初心者の人の悩み◼ 思った場所に移動しない
◼ きれいに並ばない
◼ 思うように変形できない
◼ 大きさがバラバラ
◼ コピーが面倒
◼ オブジェクトを素早く思い通りに操作する方法をマスターしましょう
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キーボードの活用
◼ 位置の微調整にはマウスでなくキーボードを使いましょう
◼ 選択した状態で「矢印」キーで移動
◼ 水平(垂直)に動かせるのがメリット
◼ マウスだと真横に動かそうとしても上下にずれることがある
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微妙に移動
◼ オブジェクトは通常大ざっぱに移動する◼ 位置の微調整ができない
◼ 「Alt」キーを押しながら動かすと,オブジェクトがじわじわと動く◼ 位置の微調整ができる
◼ キーボードの場合は「Ctrl」キーを押しながら「矢印」キーを押す
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演習
◼ 13ページを開く
◼ 真ん中にある黒い●(見えないですが)をマウスで少し左に移動する◼ 三日月ができることを確認
◼ 三日月をできるだけ細くする◼ ある程度以上細くならないことを確認
◼ 「Alt」キーを押しながらマウスを動かしてみる◼ 三日月が究極に細くなることを確認
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微妙に変形
◼ オブジェクトは周りのオブジェクトに合わせて変形する◼ 2つのオブジェクトの大きさを揃えるときなどは便利
◼ 形の微調整をするとき困る場合が
◼ 「Alt」キーを押しながら動かすと,オブジェクトが回りのオブジェクトに関係なくじわじわと変形する◼ 形の微調整ができる
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演習
◼ 14ページを開く◼ 上の図形のここをマウスで左右に動かす◼ 下の図形と大きさが重なるときだけくっつくような動きをすることを確認◼ 縦の点線が出る
◼ 「Alt」キーを押しながら同じ操作をしてみる◼ 下の図形と関係なく変形できることを確認◼ 縦の点線が出てこない
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コピーを手早く行うには
◼ 今でも「コピー」&「ペースト」ですか?
◼ マウスでせっせと
◼ キーボードを使う
◼ 「Ctrl-C」(コピー)「Ctrl-V」(ペースト)
◼ もっといい方法があります
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演習
◼ 16ページを開く
◼ 栗まんじゅうをコピーして100個以上にする
◼ 面倒になったらGoogleで「ドラえもん 栗まんじゅう」で検索
◼ 増やしすぎるとPowerPointが重くなったり落ちたりするので注意
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ワードアートなんてない
◼ PowerPoint には「ワードアート」なるオブジェクトは実はありません
◼ 先ほどの操作で出てくるものは単なるテキスト
◼ あらかじめちょっと装飾されているだけ
◼ 通常の文章も,ワードアートと全く同じように装飾が可能
◼
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パワポでお絵描き
◼ パワポでは図形を組み合わせて絵を描くことができます
◼ 「でも丸とか三角みたいな単純な図形しかないからなあ」と思っていませんか?
◼ 実はパワポは「どんな図形」でも描くことができます
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演習
◼ 18ページでフリーフォームを使って見本のような図形を描いてみる◼ 形は適当で良い
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https://www.udiscovermusic.jp/stories/axe-attack-flying-v
見本のモデル
演習
◼ 19ページを開く◼ フリーフォームで下の図をなぞっていく
◼ 黒い■のところを順にクリック◼ どこから始めても良い
◼ 最後の■のところはダブルクリック
◼ できた図形をクリックして,「図形の塗りつぶし」→「その他の色」をクリック
◼ 透過性を0%→90%にする◼ 図形を右クリックして,メニューの「頂点の編集」を選択◼ 頂点(黒い■)をクリックして,出てきた白い□を下の図の□の位置
に合わせる◼ すべての頂点について同じ操作を行う◼ すべて終わったら「レイアウト」→「タイトルのみ」を選択
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利用上の注意
◼ フリーフォームは何でも描ける強力なツールです◼ その気になればドラえもんでもアンパンマンでもサザエさんでも描ける
◼ ですが,実際プレゼン資料を作っているときにこんな絵をちまちま描いている暇はありません
◼ どうしても変わった形の図が欲しい時に限ってピンポイントで使うようにしましょう
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フリーフォームで描いたドラえもん
よく言われる「アニメーションの役割」
◼ 聞き手の注目を集める
◼ インパクトのあるアニメーションで聞き手を引き付ける
◼ 説明をしやすくする
◼ スライドの内容が少しずつ順番に表示される
◼ 聞き手は今表示されている内容だけに集中できる
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アニメーションの「実際の」メリット
◼ 場が和む(?)◼ ちょっとしたどよめきが起こる(かも)
◼ 「へーPowerPointでそんなのできるんだ」◼ でも最近はみんな知ってるので「あーはいはい」という感じ
◼ 初心者アピール◼ アニメーションを多用するのは発表の初心者と相場が決まっています
◼ 「あーこの人は発表慣れていないからあまり厳しく突っ込むのはやめておこう」
◼ 発表後の質疑応答がマイルドに(?)
◼ せいぜいそんなところです◼ 「アニメーションのおかげで発表がわかりやすくなる」なんてことはありません
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アニメーションのデメリット
◼ 効果はその場限り◼ 後で資料として見るときは動きません
◼ 表示に時間がかかる◼ アニメーションが動いている間待たされる
◼ 段取りを覚えないといけない◼ どのスライドでいつクリックするかをいちいち覚えておく必要がある◼ アニメーションを開始するため
◼ スライドを変えようとしてアニメーションが起動して焦っている人をたまに見ます
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アニメーションの(最大の)デメリット
◼ 準備に時間がかかる
◼ どのアニメーション効果を使うか迷う
◼ それぞれのオブジェクトにアニメーションを設定
◼ プレビューして効果を確認
◼ タイミング、速さ、動きを調整
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印象に残る?
◼ 「アニメーションで印象に残るプレゼン」なんて言葉にだまされてはいけません
◼ せいぜい「アニメーションが印象に残るプレゼン」でしかない
◼ プレゼンテーションで最も重要なのは「内容」と「構成」です
◼ アニメーションに凝る暇があったら発表そのものをより良くすることに時間を割くべき
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嘘だと思ったら
◼ これまでの他人の発表を見て◼ アニメーションのおかげで分かりやすかった
◼ あそこがアニメーションになってたら良かったのに
と思ったことがあるかを考えてみてください
◼ もし思いつくようならアニメーションを使ってみてもいいのかも知れません◼ ただし、準備にかける時間に見合うだけの効果があるのかどうかを良く考えたほうがいいです
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